1950-12-08 第9回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
次に小瀬戸、神の島間水路開設の請願でありますが、この爪瀬戸、神の島と申しますのは、私の郷里の方でございまして、請願の趣旨にも書いてございますように、長崎港のちようど港の入口になつておりますが、神の島と小瀬戸との間は、従来幅員約二百五十メートルの海峡をなし、長崎港以北及び玄海沿岸一帶と往来する各種中小船舶にとつて、この水路は、長崎港口北の出入口をなし、唯一安全な交通路として全面的に利用されて来たのであるが
次に小瀬戸、神の島間水路開設の請願でありますが、この爪瀬戸、神の島と申しますのは、私の郷里の方でございまして、請願の趣旨にも書いてございますように、長崎港のちようど港の入口になつておりますが、神の島と小瀬戸との間は、従来幅員約二百五十メートルの海峡をなし、長崎港以北及び玄海沿岸一帶と往来する各種中小船舶にとつて、この水路は、長崎港口北の出入口をなし、唯一安全な交通路として全面的に利用されて来たのであるが
由來本港は港口北より東に展開しておりまするため、東北風が常にその暴威をたくましゆうし、船舶の接岸に危險を感じ、あるいは沖艀荷役を妨げらるること多く、そのため港灣運營上非常に大なる支障があるのでありまして、多年港界線における大防波堤の築造が、要望せられておる次第であります。